2018-09-18 01:14:01 0 Comments
ここ最近、訃報の報道が多いですね。
うちの親戚も9月に入り、
バタバタと二人亡くなりました。
両人とも80歳を超えていたので、大往生と言いたいところですが、
一人は脳梗塞で倒れ10年以上寝たきり、
一人は2年前にご主人を亡くされた後アルツハイマーを発症し、
なかなかご家族は大変だったようです。
年老いた身内の死というのは、何と申しましょうか、
悲しくないもので、不思議です。
亡くなったのは7人兄妹の次女と次男の嫁さんで、
さすがに、嫁に先立たれた叔父と、娘たちの背中は
小さく見えました。
何やかんやと4女の叔母の家で世話になったのですが、
廊下には、たくさんの、形の違う薄墨で書かれた
蓮の絵柄が印刷された荷物が積んでありました。
全部、香典返しなのだそうです。
その叔母も八十も半ばの年齢です。
昔からのおつきあいというのが相当なもので、
地元では地味に有名な方なのです。
いつの間にか叔母も、亡くなった年の祖母(彼女の母親)と
同じ年齢になったとのこと、
別れ際に、自分の葬式には絶対来てねと、
念をおされて別れて来ました。
人の一生というのは、邯鄲の夢の如しなのかもしれません。
「悔いのない人生」を生きることこそが、一番気楽な人生の過ごし方なんでしょうね。
私なんかも、後悔ばかりの人生です。
だから、今の、次の瞬間に後悔しないよう、
やると決めたことをやるだけです。
それに、
過去の傷さえ誰かにしっかり受け止めてもらえれば、
後悔の念は結構消えて行くものです。
ヨイショ〜、コラショ〜。と前を向いて行きましょう。