2010-09-30 19:50:44 0 Comments
今回の中国にしても、アメリカにしても、
「依存」する比重が多ければ多いほど、相手のなすがママで
悔しい思いをし、泣きを見る。
悪いのは為政者であることは間違いのない事なのだけれど
依存することにあぐらをかいて、
まさかの事態が起きることなどないと
油断していた我々にも責任があります。
「個人と政治はまったく同じ」という今まで書いて来た事が
そのまま実証された事件です。
あの国が悪い(亭主が悪い)、でも、その国と国交が無くなると
経済が成り立たなくなる(別れたら生活が出来ない)
道理が通らない事でも我慢しなければならない
(一人では生きて行けない。)
世の中は相手に比肩する実力がなければ、意見が通らない仕組みになっています。
それは、時には腕力的にであり、経済的にであり、頭脳的にです。
生きる事は、やはり戦う事です。
自分のパートナーと積極的に戦う必要はありませんが、
何があっても大丈夫なように備えをしておくことが
本当の意味での保険です。個人も政治も変わりはありません
海保にしても自衛隊にしても国の先達が残してくれたもので
彼等の存在で、なんとか国の面目を守れています。
悪いお手本が毎日テレビの画面に出ています。
これは我々の心の中の葛藤そのものの姿が
現実化していると思ってみる事が大事です。
どれだけ、自分がダメな事を隠そうとするか、
意地を張ってはいけない事に意地を張って事態を
こじらせるか、味方ではない者を、味方だと思って苦しい目に遭うか
彼等の行いを他山の石として、自分達を磨きましょうね。