ブログ
[ 戻る ]9月10日
2011-09-10 11:32:56 0 Comments
ヨウ素の急増について(速報)
岩手県奥州市、東京都の一部などで高い放射性ヨウ素が検出されています。8月上旬から中旬にかけて福島原発から排出されたものと考えられ、当然、原発側は把握していると思います。
今のところ、検出値は低い(1キロあたり3000ベクレル以下)なので、急な行動は不要ですが、このことについて政府、東電、マスコミが黙っていることに注意をしなければなりません。
とりあえず速報まで
(平成23年9月10日)
武田邦彦
ひき続きですが、前回の一関市長さんとの応答のメールを載せます。このようなメールのやりとりでもお二人の誠実さがうかがえます。
一関市長とのメールのやりとり(2回目)
市長さんとのお約束にもとづいてメールを公開します。
・・・・・・・・・
一関市長殿(武田からお送りしたメールのご返事)
ありがとうございました。私も全力で一関が旧に復することで活動します。東電の電気も使わず、これまで補助も無く、単に毒物だけが降ってきた地域にあまりにもひどい政府と東電のやり方と思います。
私も全力で活動しますが、市長さんもお体にご注意され(メールの時間で深夜までご活動と承りました。家内と大変だと話しております)、頑張っていただくことを願っております。
草々
武田邦彦 様(市長さんからの2回目のメール)
一関地域は空中放射線量の値が周辺地域に比べて高いレベルで検出され、牧草や稲わらからも放射性物質が検出されたことは間違いなく、汚染されていると言われても仕方がありません。
このため、測定機器を購入して他の自治体に先駆けて市内の保育園、幼稚園、小中学校、公園など子どもたちの生活エリアを中心に放射線量測定を行い、2回目以降は測定地点を増やし、測定方法もより詳細に行い、その結果については市のホームページや広報誌での公表のほか、保護者の方々に詳細データを紙情報で配布するなどしてきました。これは子どもたちが放射線の影響を受けやすいため、市として先ずはこの問題を早急に解決しなければならないとの方針のもとに進めてきたものです。
しかしながら、市が単独でやれることは限りがあります。放射能汚染問題については、国が責任をもって対策を講じるよう、何度も霞ヶ関に足を運び要請しました。国からは、放射能汚染に関しての「除染方針」が示されましたが、まだまだ不十分です。より具体的な、詳細の対策を早急に示してもらうよう引き続き要請しています。一日も早く安心して日々の生活が送れるよう(3月11日以前の生活に戻れるよう)、生産者、消費者、関係団体、行政が一緒になって、県や国に対策を求めています(要望内容 下記)。
教授の言われる「子どもたちを放射能汚染から守らなければならない」ことについて、まったく異論はありませんし、除染を早急に進めるべきとのご意見も異論がなく、教授と見解が異なるものではありません。安全なものだけが市場に出荷される、そのような環境に戻すため地元関係者が懸命の努力をしている、そういう最中での「青酸カリが撒かれた」などの発言は如何なものか、小学4年生の子どもの質問への答え方として「青酸カリ」を持ち出すことはどうなのか、そこを言いたかったのですが、教授からの御返事で、青酸カリの引用については、私としてはすっきりしませんが、教授のお考えは分かりました。ともあれ、御返事ありがとうございました。
「東北は汚染されている」との教授発言に、私が「いや、汚染されていない」と抗議したというように多くの人から誤解されているのは残念です。 一関市長 勝 部 修
(国に対しての要望事項)
・調査・検査体制の充実強化を(調査なくして対策なし、検査なくして信頼なし)
・生産者にも消費者にも適切な情報提供(公開)を
・岩手県南部におけるモニタリングのレベルを福島県、宮城県並に引き上げること
・除染技術や汚染物質の最終処分技術の開発を進めること
・放射性物質に対応した新たな作物栽培技術の開発を進めること
・・・・・・・・・
なお、教授のブログに掲載の抗議文については、追伸を含めた掲載をお願いいたします。また、教授からいただいております御返事について、当市ホームページへ掲載させていただいてよろしいか、お知らせくださるようお願いいたします。
(平成23年9月8日)
武田邦彦
カレンダー
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 1 | 2 |
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
アーカイブ
2024 11月 (2)
2024 10月 (2)
2024 09月 (4)
2024 08月 (1)
2024 07月 (13)
2024 06月 (8)
2024 04月 (3)
2024 03月 (2)
2024 02月 (3)
2024 01月 (4)
2023 12月 (6)
2023 11月 (4)
2023 10月 (5)
2023 09月 (11)
2023 08月 (6)
2022 09月 (3)
2020 09月 (1)
2020 07月 (2)
2020 06月 (5)
2020 05月 (9)
2020 04月 (4)
2020 03月 (5)
2020 02月 (4)
2020 01月 (1)
2019 12月 (3)
2019 11月 (4)
2019 10月 (4)
2019 09月 (6)
2019 08月 (10)
2019 07月 (16)
2019 06月 (6)
2019 05月 (6)
2019 04月 (8)
2019 03月 (13)
2019 02月 (11)
2019 01月 (10)
2018 12月 (6)
2018 11月 (6)
2018 10月 (11)
2018 09月 (14)
2018 08月 (7)
2018 07月 (7)
2018 06月 (7)
2018 05月 (7)
2018 04月 (5)
2018 03月 (3)
2018 02月 (4)
2018 01月 (5)
2017 12月 (4)
2017 11月 (3)
2017 10月 (5)
2017 09月 (8)
2017 08月 (7)
2017 07月 (10)
2017 06月 (4)
2017 05月 (1)
2017 04月 (2)
2017 03月 (2)
2017 02月 (1)
2017 01月 (2)
2016 12月 (3)
2016 11月 (3)
2016 10月 (3)
2016 09月 (6)
2016 08月 (16)
2016 07月 (10)
2016 06月 (7)
2016 05月 (3)
2016 04月 (3)
2016 03月 (2)
2016 02月 (6)
2016 01月 (4)
2015 12月 (6)
2015 11月 (4)
2015 10月 (2)
2015 09月 (7)
2015 08月 (2)
2015 07月 (5)
2015 06月 (5)
2015 05月 (4)
2015 04月 (6)
2015 03月 (5)
2015 02月 (9)
2015 01月 (4)
2014 11月 (6)
2014 10月 (15)
2014 09月 (13)
2014 08月 (8)
2014 07月 (1)
2014 06月 (2)
2014 05月 (9)
2014 04月 (5)
2014 03月 (5)
2014 02月 (10)
2014 01月 (9)
2013 12月 (7)
2013 11月 (12)
2013 10月 (10)
2013 09月 (8)
2013 08月 (7)
2013 07月 (11)
2013 06月 (4)
2013 05月 (11)
2013 04月 (5)
2013 03月 (5)
2013 02月 (6)
2013 01月 (5)
2012 12月 (7)
2012 11月 (10)
2012 10月 (8)
2012 09月 (15)
2012 08月 (11)
2012 07月 (17)
2012 06月 (12)
2012 05月 (23)
2012 04月 (21)
2012 03月 (26)
2012 02月 (15)
2012 01月 (13)
2011 12月 (19)
2011 11月 (12)
2011 10月 (17)
2011 09月 (14)
2011 08月 (10)
2011 07月 (23)
2011 06月 (22)
2011 05月 (16)
2011 04月 (8)
2011 03月 (20)
2011 02月 (11)
2011 01月 (15)
2010 12月 (15)
2010 11月 (11)
2010 10月 (27)
2010 09月 (15)
2010 08月 (6)
2010 07月 (6)
2010 06月 (5)
2010 05月 (6)
2010 04月 (15)
2010 03月 (2)