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2012-05-11 09:28:36 0 Comments
人生はそれほど長くはありません
いろいろな星を見、いろいろな話しを聞いてきましたが
それでも、人生には喜びがあり、楽しみがある
ただ、言えることは苦しみにシガミツイている限りは
苦しみからは逃れられない。そして、喜びは
長くは続かないことです。皮肉なことですが
喜びは長く続くと、それが日常になり、
わからなくなります。楽しさが当たり前になってくる。
日常が風景のようになると、新しい刺激を求め始め
普通の生活が陳腐に見えて来る。このへんが
「無くさなければ物の価値はわからない」と書いた
根拠です。
誰もが知っていることですが、身に沁みるには
刺激が必要なのかもしれません。
易の考えでは陰と陽のバランスの不均衡が
気の「動き」の原動力と考えます
陰の世界は陽の世界へ動こうとし
陽の世界もまた陰の世界へちょっかいを出します
世の中そのもの、社会そのものです。
そうであれば、日陰に泣く必要はなく
日向に生きる事を望んでもいいのではないのでしょうか
けれど、そのためには代償を置いてこなければならない
これもまた難しい所です。
ただ、言えることは、人生はそれほど悪い物ではない。
もし、今、自分が不幸と感じている人がいたとしたら
たまにはそう考えて下さい。ときどき感じるビールの壮快感や
楽しいドラマと出会ったり、漫画の感動や、人が生み出した
エンターテーメントの素晴らしさに、人生の喜びを感じたって
まったく問題ありません。
私のひいばあさんは地方に住んでいたのですが
何年かに一回くる歌舞伎の巡業だけを楽しみにして
苦しい農作業やメチャクチャな親戚付き合いに
耐えていたそうです。孫である母からよく聞かされた
話しなのですが、その祖母から、結婚は恋愛でなければ
女は幸せになれないといわれ、恋愛結婚をしたそうです
母には7人兄弟がいるのですが、全員がそのおばあちゃんの
影響を受け結婚しました。恋愛にあこがれたおばあちゃんが
自分の孫で自分の夢を叶えたのでしょう。
おばあちゃん目線ではハラハラドキドキで楽しかったでしょうが
嫁に来た母の母は居場所がなかったのではないでしょうか。
仲が良かったという話しは聞いたことがありません。
家系の流れというのがどの家にもあります。
自分が流れ来た道を思い返すことも
今の自分を知るためには必要かもしれません
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