つい今しがた、スペックというドラマを見たのですが、死刑囚が刑を執行される場面があり、つい最近どうしようもない法務大臣がマスコミに公開した、実際の刑場の完コピのセットの中でドラマが演じられました(死刑が執行された)。公開すればこうなることは予想できたはずです。それとも、死刑囚に死刑のためのイメージトレーニングをマスコミを使ってさせたつもりなのでしょうか?結果的にそうなっています。死の尊厳をどうのこうの言っているようですが、見せてはいけないものは見せてはいけない。死を迎える場所と言うのは、神秘主義的に言うと、生と死という次元を転換する場です。どんなに罪を犯したとしても、さらしものにしてはいけません。それこそが人間の尊厳でしょう。
どうも、ある程度以上の年代の所謂勝ち組は(大臣などは勝ち組の最たるものですね)人の人生に対し、負けた人間は何をされてもしょうがない的な考えがあるようです。その上で善人を装う、偽善者です。
嫌な社会です。キッカケを作った小泉内閣、甘い汁を吸い続けた社保庁以下の公務員(いまだ、愚かなクセは抜けないようです。逮捕された犯人が手を合わせている映像が某宗教団体を彷彿させ、仲間同士の共存共栄じゃないかと勘ぐらせるほど、日本の深部に入り込んでいるのかもしれないと、あらぬイメージを持たせてしまう大きな脅威)民主党には本当に頑張ってもらいたいのですが、オバカな人事にだけは気をつけて下さい。今国会の予算委員会が連日テレビで放映されていますが、質問者を見ていると、ダメ党はしばらくダメかもしれません。