2010-10-11 20:41:53 0 Comments
2010年10月11日の東京新聞の筆洗(コラムの名前です)に検察のデータ改ざん事件についての記事があったが、最後を「検事の野心が生んだうそが、検察の組織全体を根本から揺るがしている。」と結んでいた、トップの姿が組織の姿と何度も書いてきたが、前の法務大臣あたりから、法曹界がおかしくなっていないだろうか?どこかのテレビ局で死刑囚を扱うドラマをやるようだが、どんな人間でも罪を犯すにはそれなりの理由があるが、刑務所内で改心すれば、塀の外で犯した罪は償われるのか?直接その犯罪者が犯した事件と無関係の善意の人が、改心した犯罪者に会えば、こんな可哀想な事はない、改心したから許してやっていいのではないかと主張するかもしれないが、たぶん、事件の加害者家族からは偽善者と言われるだろうし、私もそう思う。
法治国家が法をゆるめたら、暴力と恐怖でしか規律を正せなくなる。検察や警察がこんなにゆるんでいたら、本当に「必殺仕掛人」みたいな商売をする連中が必ず現れて来る。権力や暴力に屈せず正義を通すのがカッコいいと世間の皆が思う時代にもう一度戻る事を求められているのかもしれない。