2011/07/10:ブログ

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2011-07-10 14:56:22 0 Comments

ヨミウリオンラインに福島で93歳の女性が

お墓に避難しますと言い自殺していたとの

記事がありました。また、京都では

39歳の末期がんだった妻の死体と

3ヶ月同居していた男性の記事が載っていました。

この国はどうなってしまうのでしょうか?

基本的人権を自ら放棄しなければならないような

行政と行政に甘え、努力を放棄した国民

両極端な生き方が、すべての問題の核心です。


教育の荒廃が、その元凶だと私は思います

苦手な教科があれば、判らなくてもいいとしている

先生方、親もそうですが、これからの人生に

いくらでも苦手な事、乗り越えなければならない事

が生じるのに、最初から、その科目を無視し、逃げる事を

容認してしまえば、子供達は楽に逃げる事を

学校で習った最高の教育としてしまいます。

できなくても良いし、できない人に、できるまで

判ってもらおうとはしない教師達、それで良い

親達。親達は数学が判らなくても社会に出て

何も問題がないと、子供達にうそぶきますが

数学が役に立たないのではなく、苦手なもの

から逃げることを当たり前にしてしまえば

社会人として、苦手な仕事に対して、上司が悪い、

仕事が悪いと学校で数学をエスケープしたときと

同じ理由で同じ事を繰り返し続けます。

お願いですから、判るようにして下さいと

教師に頼める親はどのくらいいるのでしょうか。

何かが狂っています。

国を愛さない国会議員は典型的だし、それを

支持する国民が多くいる事も事実です。

かつての左翼と言われた人達は

何を守るために戦い、苦渋を呑んできたのでしょうか

ほとんどのマスコミ幹部の年代も

この世代の人達です。

もう一度、何を守るのか、なにと戦うのか

考える時期なのかも知れません。

かつて彼等が理想の国とした国々が

実際はどんな国だったのか

歴史が既に証明しています。

そして、今度は国境を無くし、大和朝廷初期のような

極東文化圏を作ろうとしていることも明白です。


国の独立自尊を放棄してまでそれをする必要があるのか?

人の理想が壊れ始めると夢に食われる作用が起きます。

夢を見るならベットの中だけにして欲しいものであり

他人の夢を押し付けられる程気持ちの悪いものはありません。

政治家の方には多くを求めません。ただ

せめて、困難から逃げる教育をするのではなく

人の努力が認められ、死ぬまで安心して医者にかかり、

死の儀式を普通にできる国にして欲しいものです。


2011-07-10 00:19:53 0 Comments

これから子供を作ろうという方から放射能は

大丈夫か?とのご相談があったばかりなので、

この記事を載せておきます。いつものように

中部大学の武田先生のブログのコピーです。

他にも読んでおいた方が良い記事が沢山あるので

読んでみて下さい。

武田邦彦

以下はコピペです。


牛肉と牛乳について




2011年7月9日、牛肉に放射性物質が2000ベクレルも検出されました。
2000ベクレルというと、一日100グラムの牛肉を食べると1年で内部被曝を1.5ミリシーベルト程度浴びます。
私は4月に各地のデータを見ていましたら、その時点ではまだ肉類には放射性物質が取り込まれていませんでした。
7月に入って牛肉に放射性物質が入ることを予測できず、すみませんでした。
・・・・・・
チェルノブイリの時に、事故を起こした原発からかなり離れた地域の牛乳が汚染され、それで5000人の小児甲状腺がんが発生しました。
だから、食材というのはとても難しく、私が牛乳については煮え切らないことの原因になっていて、それは良心的な酪農家も同じく迷っているのですが、牧草の汚染度がハッキリしないのです.
かつて私は北海道の牛乳は安全だと言い、途中で少し危ないと変えました。それは福島の乳牛をこともあろうに、北海道に移動させた形跡があったからです。
日本の多くの人、子どもを抱えているお母さんは、安心な牛乳を求めておられます.是非、生産者は「汚れている牛乳を絶対、出火しない」と決意して欲しいと思います.
それがどんなに辛いことか、生活を脅かすものか、私なりに理解しているつもりです。でも同じ日本人として健康と命を守ってください。
政府が「国民を被曝させても、生産者を守る」という基本的立場を取っているので、政府に頼らず、私たちで子どもを守りましょう。
・・・・・・
牛肉の汚染は私の予想よりかなり早かったのですが、汚染されたと分かった限りは、出来るだけオーストラリア産の牛肉を求めた方が良いと思います.
牛肉が汚染されているということは福島、関東の牛肉、豚肉、鶏肉、卵は全部、注意した方が良いでしょう。
代謝速度は、動物の大きさのルートですから、ウシとブタが5倍違うとすると、ブタの方が2倍速く汚染されることを示しています.
残念ですが、福島やその近郊の酪農家の方は、肉類の生産を一時、中断し、状況を見られることが大切と思います.
多くの農家のかた、酪農家の方は、「安全なものを消費者に届けたい」という強い信念を持っておられるからです.
(平成23年7月9日 午後9時 執筆)

武田邦彦



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