2011-09-15 23:21:34 0 Comments
ブログの更新を18日までお休みいたします。
2011-09-10 11:32:56 0 Comments
ヨウ素の急増について(速報)
岩手県奥州市、東京都の一部などで高い放射性ヨウ素が検出されています。8月上旬から中旬にかけて福島原発から排出されたものと考えられ、当然、原発側は把握していると思います。
今のところ、検出値は低い(1キロあたり3000ベクレル以下)なので、急な行動は不要ですが、このことについて政府、東電、マスコミが黙っていることに注意をしなければなりません。
とりあえず速報まで
(平成23年9月10日)
武田邦彦
ひき続きですが、前回の一関市長さんとの応答のメールを載せます。このようなメールのやりとりでもお二人の誠実さがうかがえます。
一関市長とのメールのやりとり(2回目)
市長さんとのお約束にもとづいてメールを公開します。
・・・・・・・・・
一関市長殿(武田からお送りしたメールのご返事)
ありがとうございました。私も全力で一関が旧に復することで活動します。東電の電気も使わず、これまで補助も無く、単に毒物だけが降ってきた地域にあまりにもひどい政府と東電のやり方と思います。
私も全力で活動しますが、市長さんもお体にご注意され(メールの時間で深夜までご活動と承りました。家内と大変だと話しております)、頑張っていただくことを願っております。
草々
武田邦彦 様(市長さんからの2回目のメール)
一関地域は空中放射線量の値が周辺地域に比べて高いレベルで検出され、牧草や稲わらからも放射性物質が検出されたことは間違いなく、汚染されていると言われても仕方がありません。
このため、測定機器を購入して他の自治体に先駆けて市内の保育園、幼稚園、小中学校、公園など子どもたちの生活エリアを中心に放射線量測定を行い、2回目以降は測定地点を増やし、測定方法もより詳細に行い、その結果については市のホームページや広報誌での公表のほか、保護者の方々に詳細データを紙情報で配布するなどしてきました。これは子どもたちが放射線の影響を受けやすいため、市として先ずはこの問題を早急に解決しなければならないとの方針のもとに進めてきたものです。
しかしながら、市が単独でやれることは限りがあります。放射能汚染問題については、国が責任をもって対策を講じるよう、何度も霞ヶ関に足を運び要請しました。国からは、放射能汚染に関しての「除染方針」が示されましたが、まだまだ不十分です。より具体的な、詳細の対策を早急に示してもらうよう引き続き要請しています。一日も早く安心して日々の生活が送れるよう(3月11日以前の生活に戻れるよう)、生産者、消費者、関係団体、行政が一緒になって、県や国に対策を求めています(要望内容 下記)。
教授の言われる「子どもたちを放射能汚染から守らなければならない」ことについて、まったく異論はありませんし、除染を早急に進めるべきとのご意見も異論がなく、教授と見解が異なるものではありません。安全なものだけが市場に出荷される、そのような環境に戻すため地元関係者が懸命の努力をしている、そういう最中での「青酸カリが撒かれた」などの発言は如何なものか、小学4年生の子どもの質問への答え方として「青酸カリ」を持ち出すことはどうなのか、そこを言いたかったのですが、教授からの御返事で、青酸カリの引用については、私としてはすっきりしませんが、教授のお考えは分かりました。ともあれ、御返事ありがとうございました。
「東北は汚染されている」との教授発言に、私が「いや、汚染されていない」と抗議したというように多くの人から誤解されているのは残念です。 一関市長 勝 部 修
(国に対しての要望事項)
・調査・検査体制の充実強化を(調査なくして対策なし、検査なくして信頼なし)
・生産者にも消費者にも適切な情報提供(公開)を
・岩手県南部におけるモニタリングのレベルを福島県、宮城県並に引き上げること
・除染技術や汚染物質の最終処分技術の開発を進めること
・放射性物質に対応した新たな作物栽培技術の開発を進めること
・・・・・・・・・
なお、教授のブログに掲載の抗議文については、追伸を含めた掲載をお願いいたします。また、教授からいただいております御返事について、当市ホームページへ掲載させていただいてよろしいか、お知らせくださるようお願いいたします。
(平成23年9月8日)
武田邦彦
2011-09-09 13:41:06 0 Comments
引っ越しの方位をそちらで見ますか?と電話で
訊ねてきた人がいたのですが、見ると言ったら
気学で見るんですか?と再度訊ねられ、めんどくさいので
易で見ますと答えたら、ハイ判りましたと切られてしまった
本来は元命式からの用神で方位を判断し、開運方位として
お伝えしているのですが、
半端な知識を物を見る基準として持っている人は
やはり本人の器(うつわ)程度のものしか盛る事ができない。
彼女が良い気学の先生に出会える事を祈りたいと思う
2011-09-09 10:32:25 0 Comments
7日にブログで他国からいじめられる首相と書きましたが
途端にロシアの爆撃機が日本一周したとのニュースが8日に流れました
あっという間ですね。色々なイジメの始まりです。
イジメに対してどのような態度をとれば良いかは
子供のイジメと同じです。逃げれば追って来るし
肚を決めてイジメに忍耐強く耐え、イジメられる根を取り去るか、
または相手を徹底的にグウの音も出ないくらいに叩くかです。
(ただ、これは新しい禍根を残す怖れがあるので注意深く
やらなければなりません。)
どちらにしても「日本」が試される時が続きます。
2011-09-08 13:12:27 0 Comments
このブログでも何度も貼らせて頂いている武田先生の発言が一関市長から講義を受けた事をニュースで知った方も多いと思います。それについての記事がありましたので転載しておきます。実際このメールのやり取りを見るとセシウムが青酸カリの2,000倍の毒性がある等、初めて聞く事が書かれていましす。もし、原発の爆発当時この事実が世の中に出ていたら、どうなっていたのか判りません。
セシウム米などと揶揄する発言も無かったのではないでしょうか。そのくらい緊急の問題です。原発作業員の方が急性白血病を発症し亡くなったというニュースが流れていましたが、内部被曝も外部被曝の線量も基準以下と言う事で問題になっていません。どうも我々には小なる犠牲は大なるものを守るためには良しとする傾向があります。文字通り、小人を犠牲にして大人の仕事を守るでは本末転倒です。
何百㌔も離れた土地の産物からセシウムが見つかっているのに、ほぼ地元の土地からの作物からは見つかっていないと言うのはなにかの奇跡です。本当の奇跡ならば良いのですが、そのようなものは残念ながら見た事も聞いた事もありません。土地を除染し再生することが作物を出荷するよりも先にやる事です。
以下は転載させて頂いた記事です。
一関市長さんへのご返事
一関市長さんにはさきほど、同じ内容のメールを差し上げましたが、メールは私信ですので市長さんのご了解を得ましてブログにて公開いたします。
・・・・・・・・・(市長さんからのメール)・・・・・・
中部大学教授 武田邦彦様
あなたが、9月4日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」に出演中、一関市の名前を出しながら、今生産するのが間違っているとか、畑に青酸カリが撒かれた、青酸カリをのけてから植えてくれ、東北の野菜とか牛肉を食べたら健康を壊す、などと発言したことに対して、地元自治体の首長として強く抗議します。
あなたは、発言を取り消すつもりはないとも語っていましたが、本当に取り消す考えはないんですか。それを確認の上、今後の対応を考えていきます。 岩手県一関市長 勝部 修
・・・・・・・・・(以下、ご回答です)・・・・・・
岩手県一関市 勝部 修市長殿
メールでお問い合わせをいただいた件、内容ごとにご返事を差し上げます。
1. 「畑に青酸カリがまかれた」について
テレビで発言するにあたり、できるだけわかりやすく、しかも科学的に間違いの無いように配慮しました。放射性セシウム137の{成人、経口}での50%致死量は0.1ミリグラム程度です。これに対して青酸カリは{成人、経口}で50%致死量が200ミリグラム程度ですから、青酸カリの方が約2000倍ほど毒性が低いという関係にあります。
「放射性物質は目に見えない」と言われますが、科学的には「あまりに毒性が強いので、目に見えないほど微量でも死に至るもの」と言えます。従って、青酸カリは一般的に猛毒であることが知られており、かつ単離しうる化合物であることから青酸カリを例に出しました。
つまり、放射性セシウムの方が青酸カリより約2000倍の猛毒であり、それが一般的に知られていないので驚いた方もおられると思いますが、このようなことこそ政府などが国民に知らせ、除染しないまま作物を生産するのに慎重にならないいけないと思います。
2. 一関に触れたことについて
すでにこのブログで紹介していますが、国、自治体などが測定した空間線量をある専門家が地図にしたものによると、東北では、福島の浜通り、中通り、岩手の一関の汚染が国内法の規制値を超える可能性があります。ご存じの通り、日本の法律では放射線に関係して一般人の被曝を1年1ミリシーベルト以下にすることを求めています。事実、東電の事故の後も保安院が東電の社員(もしくは下請け、成人)が1年1ミリシーベルト以上浴びたとして東電を処分しております。また「放射線に汚染されたものではない」という限界(クリアランス・レベル)はさらに100分の1の「1年に0.01ミリシーベルト以下」と定まっており、違反者には懲役1年以下の罰則が定められています。従って1年1ミリシーベルトを超える可能性が高い地域として福島はすでに認識されていますので、それに加えて一関をあげました。
文科省は1年20ミリシーベルトへ被曝限界をあげましたが、この基準は福島県の児童・生徒のみなのか、または福島県でも線量率の低い地域も多いのですが、そこも含むのか明確ではありません。また食品汚染の基準値も1年に5ミリから20ミリと高く、東北を中心として自治体などで法律を守ることを積極的に示しているところは少ないように思います。
このような現状を踏まえ、またお子さんのご質問が「東北の」ということでしたので、私も「東北」と答えていますが、これを「福島の」と言っても福島のすべての野菜がすべて汚染されているわけではありませんので、厳密性に違いはありません。外国人なら「日本の」と質問するでしょうし、お子さんが「東北」とお聞きになったのは適切と判断しました。
3. お子さんの質問を大人の問題としてとらえたこと
テレビではお子さんは「東北の野菜を食べると体はどうなるか?」という趣旨の質問をされました。これに対して私は「東北の野菜を出荷するな」という趣旨で発言しました。これは、子供の被曝の問題を大人の問題としてとらえなければならないと考えたからです。つまり、仮に私がお子さんの質問を正面から答えると「汚染されている野菜を食べると被曝して**になります」ということになりますが、それでは私が考える真の意味での回答になっていないと思います。
つまり、子供が被曝しているのは大人の行動が原因しています。だから、お子さんには心配の原因を除くという回答が必要です。仮に東北の農作物がすべて「ベクレル表示」されて販売されていれば、「**ベクレル以下は大丈夫です」とより科学的に答えられますが、スーパーなどで販売されるとき「**産」と表示されていること、国の暫定基準値が大きく1年1ミリシーベルトを超えているという現実があり、お子さんの質問に直接回答するののは不適切と考えました。
以上、私の見解を書かせていただきました。一関市を預かっておられる市長さんとはご意見が異なるかも知れませんが、私は日本国憲法が保証している学者としての学問の自由と国民としての言論の自由のもとに発言しております。
学者が学問的見地から発表したことを、政治、行政などがどのように解釈し、それを参考にするかは政治、行政側の問題であり、学者は学問的良心に基づくべきで、社会的なことを過度に配慮してはいけないと考えています。また、発言は私の科学的判断と正直な気持ちでそのまま言っておりますので、恐縮ですが事実ですから取り消しはいたしません。
なお、お子さんの被曝に関する私のスタンスについて触れさせていただきたいと存じます。
すでにこのブログで再三、書いていますが、私の見解は今回の事故で、農家の方もお子さんも東電の被害者なのです。ただ、農家の方は発言や行動をすることができますが、お子さんは声を上げるのが困難です。その点では保護者の方も苦労されていますが、組織的な動きが難しいので辛い思いをされている方も多くおられます。その点では農家の方とお子さんが一刻も早く「被害者という状態」を脱しなければならないと思っています。
そのため、事実を隠すのではなく、むしろ積極的に毒物を除く除染を東電(できなければ当面は国)が全力でやるべきです。事故から半年ほど経っても「猛毒を他人の土地にまいて知らぬ顔」です。それを住民の健康を預かる自治体や正しい情報を提供すべきマスコミなどの日本社会がそれを指摘しないことを歯がゆく思っています。この際、農家の方、お子さんの保護者の方、自治体の方が力を合わせて東電に「直ちに除染して、もとの綺麗な国土に戻せ」と求めるのは当然と思います。
しかし、現実は「我慢しろ」、「そのぐらい大丈夫だ」。「痛みを分かち合う」というように東電がやらなければならないことを国民に転嫁し、正常な国土に戻す行動を遅らせる動きもあります。このような動きは近年に起こった食品関係の問題と比較するなら、きわめて特殊で、「東電は大きな会社だから追求しない」と感じられます。
でも、その間にも子供は給食などで被曝しており可哀想と思っています。またお母さんは毎日のように食材を選ぶのに苦労しておられます。一刻も早く、除染の加速とともに、生産者、流通が「食材のベクレル表示」をしていただきたいと希望しています。
一関をもとの美しい状態に戻すために市長さんが大変なご努力されていると思います。是非、早くもとの姿に戻ることを期待しております。
草々
武田邦彦
2011-09-07 12:18:03 0 Comments
大きな視点からの運勢を見るためのとても良い
お手本が政治です。面白いもので強大な破財の星を
持っていた人物が首相になったときどうしようもない
経済政策をやり日本経済を地獄に落としました
地獄と言うのはシステムごと変えてしまったので
救いの場所が無いと言う意味です
そして今度は他国の煽りを食らう怖れがあります
他国からのイジメとでも言いましょうか
そんな現象が起きないことを切に祈るのみです。
韓国経済が破綻するとの報道がありますが
外債の主なる国が従来の日本、アメリカから
中国に移った事により、待った無しの支払い
期日が今月だと言うのが根拠らしい。
世界陸上を見ていて、街中に、やけにサムスンや三星の
広告看板が少ない事を不思議に思った理由の一端が
垣間見えました。また、一時期日本企業が見習うべき
お手本としてサムスン方式の経営が喧伝されていましたが
内容は技術盗用のドロボウ企業のようです。
サムスンの特許侵害訴訟は3800件を越えていて
昨日もドイツでしたか、端末タブレットの展示とりやめ
がニュースになっていました。
もう一つ気になる事があります、
それは教育問題です。
凄いメンツが教育関係の主要なポストを占めています
本当に国の未来は教育にかかっています。
そのうちこの事も考えてみたいと思います。
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