2012-01-13 10:00:23 0 Comments
どうも日本中危機管理について
甘くなっているようですね
原発にしても、その前の東海村の臨海事故にしても
個人のぬるさが大事故に繋がっているようです
広島の脱走事件もそうですね。
「こんなことが起きるはずがない」
そんな前提で皆が生きているのかもしれません
我々はバブルを経験し、よその国に比べれば
はるかに幸福を享受して暮らしてきました
危機意識などは直接事件の被害者になった人意外は
ほとんど感じていません。
政治家の先生が典型ですが
ぬるま湯育ちの平和ボケです。
今度の震災を意味のあるものにするためには
平和ボケだった我々がこのことを猛省することから
始まるのではないでしょうか
平和ボケの典型は原発事故で当時の首相が
言い訳につかっていた「想定外」という言葉ですね
このくらいの放射能なら安全だという
原発事故擁護派ともみえる学者の先生方も
未来の危機を想定できないという意味では
危険な事案を研究する資格はないと言えないでしょうか
大きなことばかりを言っているようですが
実はこれは我々の日常についても言えます
このくらいの言葉で傷つくはずがない
といっているうちに別れに繋がったり等々
日頃の心がけが何より大事になってきます
仕事に関してもこの通りで
最後の詰めを甘く見ると、
より危機意識の強いもの達にひっくり返されます
昨日もニュースで家電製品、スマートフォンの端末で
韓国に押されているのなんのかんのと報道していました
しかし、どう見ても、性能は別にして、車にしても
薄型テレビに代表される家電にしても
見た目のよさはあちらが上です。
あまり使いたくない言葉ですが
大衆受けしています。
いつの間にか日本の製品は
わかる人にだけわかってもらえばいい
この性能のよさ、わかんないだろ?
と、その機能を使えない人を見下すような
製品ばかりを世の中に送り出し
ガラパゴス化などと揶揄されることになっています
普通の人を対象にしていないのだから
世界的規模では売れないのは当たり前ですね。
日本人の驕りの一面であり、売れなくなるという
本質的な意味での危機管理の甘さです
品物がよければ売れるというのは幻想で
経済的に潤っていない普通の国ならば
見た目がよく、特別製品が悪くなく、
基本的な機能がついていて安ければ
必要以上の性能は求めないし
わざわざ高い商品は買いません。
ものを売ろうと思ったら、
やはり相手から良い印象を持ってもらわなければ始まりません
恋愛と同じです。最初は第一印象、
次に性格で判断していくのが普通なのではないでしょうか
そういう意味では商品も人もほぼ最初の一瞬で決まります
それならば第一印象である「デザイン」
を工夫し、次に何を相手は求めているのかを知ることです。
独りよがりのデザインが多い日本製品ですが
国が持つひとつの運の流れから見ると
国自体がこの傾向にあり独善的で、他国から見れば
馬鹿みたいなことを世界に対してやっているのかもしれません
脱獄事件をきっかけに色々考えさせられました。