2015-02-02 00:48:44 0 Comments
後藤健二
イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)とみられるグループが、ジャーナリスト、後藤健二さん(47)を殺害したとする映像がインターネット上で公開された後、ツイッター上で後藤さんの過去のツイートが広がっている。
「目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった」。中東取材も多かった後藤さんが2010年9月7日に自身のツイッターアカウント(@kenjigotoip)で発信したツイートだ。1日午後4時現在で8000回を超えるリツイートがあり、ツイッター上で拡散が続いている。
後藤さんは同年12月2日のツイートでも、ジャーナリストとしての使命感を記している。「そう、取材現場に涙はいらない。ただ、ありのままを克明に記録し、人の愚かさや醜さ、理不尽さ、悲哀、命の危機を伝えることが使命だ。でも、つらいものはつらい。胸が締め付けられる。声に出して、自分に言い聞かせないとやってられない」。このツイートも1000回以上リツイートされており、後藤さんの過去の発信に注目が集まっている。【石戸諭/デジタル報道センター】
運勢鑑定という我々の仕事も同じく人の業を見つめるものであり個々の苦悩の中で、ともにもがきながらも前に進む糸口を模索していくものです。国が混乱していようが、平和ボケしていようが人の苦悩は変わりません。生きるために生きる。それが人の業です。
修羅場を見つめ多くの思いを残してくれた一人のジャーナリストに深い尊敬と哀悼の念を以ってご冥福をお祈り申し上げたいと思います。