2018-07-06 17:37:53 0 Comments
刑の執行を機に、テレビ局が一斉にオウム事件を
報道し始めましたね。
某テレビ局などは、神格化という言葉を
使っていました。
さらに、当時の映像を垂れ流している。
マスコミの人たちは、なぜ、
幼い子殺し、血縁どうしの殺し合い、動機の無い殺人、
人らしい人情が欠け始めている最近の日本で、
このような教団の映像を流すことに危険を感じないのでしょうか?
絶望すればするほど、人はサイケデリックなものに目をやり、
刺激を求めて、そこに飛び込もうとします。
イスラム国に飛び込んだ多くの若者と同じです。
後顧の憂いの種を自ら蒔いていることに気づかない。
信者さんが増えないことを祈るばかりです。
今の日本は、人らしい優しさが消えかけている。
金さえあればなんでもできるというバブル期に
金がなければ「価値」がないという経験をし、
(アイデンティティという言葉が流行りましたね。持ち物が自分の価値を決める。物と人の価値を同化して評価するという意味で使われていたと思います。)
「法の下の平等」は絶対不可欠なルールですが、
個々の能力は平等ではないこともまた、真理です。