2018-09-18 23:34:00 0 Comments
今日は、何とも、山本KIDの訃報が飛び込んで来ました。
元極真会館の黒澤浩樹師範以来の驚きの訃報です。
親戚の死には「順番」だから何とも思わないのですが、
ショックです。
先月、ハワイで療養中の写真がネットを賑わしていましたが、
あまりにも早い死の知らせです。
K1の重量級で日本勢が勝てなくなり、ミドル級以下が
注目され始め、その中でも、魔裟斗選手と山本キッド選手が
力強く、この階級を牽引していたのが、はるか昔のようです。
この人の試合は実に面白かった。
リング上では、何ともいえないナマの野獣の匂いを
常に漂わせていました。相手を食らい、生き残ろうとする、
死と隣り合わせの戦国時代の武士とでも言いましょうか。
とにかく、打撃が強く、やることが派手で、
開始4秒の飛び膝蹴りが今でも印象に残っています。
母校のレスリング部で後輩の指導をしていると
聞いていたのですが......。
一人のフアンとして、実に残念です。
それでも、
後継者とし、那須川天心だ、武尊だ、すごい選手
が出て来ています。
KIDさんたちが守って来た日本の格闘界の未来は明るいはずです。