2020-05-06 13:06:13 0 Comments
昼飯どき、何気にテレビをつけたらNHKの Eテレで
「100分で読む名著 平家物語」が放送されていた。
「ありがたい」が「当たり前」に変わり
おごった坊やが争いのタネを巻き
いつの時代も、「俺が俺が俺様が」の人たちが
滅びの炎を灯してしまう。
「おごる」ことが最大の悪事と番組の中では
話していたが、祇園精舎の鐘の声、と平家物語の性格上、
これは仏教で言う
煩悩の中の「慢」を指していると思われる。
調べてみると「他人と自分を比較すること」がこの意味らしい。
「他人と自分を比べること」は誰にでも当てはまる、
どうにもならない心の癖だが
文明が発展するための原動力でもあったことに間違いはない。
使い方を間違えないことだけです。