2010-04-02 18:01:53 0 Comments
平沼氏、与謝野氏と自民党の重鎮が相次いで離党し、新党を立ち上げると報道がありました。
小泉さんの自民党崩壊シナリオが完成しそうですね。個人がシステムに対し怨恨を持って、諦めずに戦い続ければ、それが例え「国家」と言う巨大システムでも、形はどうであれ、願いは叶うという、とんでもない生きた見本です。「侮辱」と言う誰にでもある体験を一生の恥とし、それを拭うために戦い、完膚なきまでに勝利しかけています。
一人の意思が国全体を巻き込み、われわれも飲み込まれ、知らずに、それに手を貸してしまっていたようです。
たぶん、過去の侵略戦争のときの戦争支持者と同じことを我々はしたのだと思います。
あれほど言っていた、過去の反省って何なのでしょうか。
日本はどうなるの? 卦をたててみました。
地山謙(けん)
謙遜 山(艮)の高きをもって 地(坤)の低きに下る象 謙虚の徳があればどこへ行っても通じる
満ちたものを、足りていない所に補い、益すれば終わりを全う出来る母親が小男を教え諭す姿と言うのが基本的なものですが、ここは素直にこのままとった方が良いと思います。
強いリーダーが求められているのではなく、諦めない、忍耐強いリーダーが求められているようです。
当然、怒気、短気の強いものは嫌われます。他国とも勝ち負けにこだわらない大人の態度が重要な鍵になります。
総合力で、中の上くらいの成績を保ちながら実力を回復し、次の世代の基礎を作ることが求められているようですね。謙は次世代への謙譲ととってもいいと思います。次世代のための人作りが、これからの日本の課題ですね。経済はある程度落ち着いて来ると思います。ただ、基幹産業的なものの不振は続き、かつては鉄鋼、最近は車がエース君でしたが、飛び抜けた「何か」は、しばらく現れないかもしれません。一応、国指導でのエネルギー関係と出ているのですが、もしかしたら、原発の輸出とかかもしれません。これは、外れることを望みます。