2010-07-08 12:58:46 0 Comments
ドイツの水族館のタコのパウル君、ワールドカップの勝敗予想が今のところ100パーセント当たっているようですね。ドイツでは負ける事が当たってしまい、大ひんしゅくをかっているようです。
予想が負けさせたのではなく、スペインに勝ち目があっただけなのですが、大衆は残酷ですね。ことの道理より、その時の感情で動く。高校のとき歴史で習ったギリシアの民主主義が亡ぶ原因となった「衆愚政治」もこんな感じだったのかもしれません。いろいろ考えさせられるますね。集団ヒステリーとも言うし、我々日本人もつい最近小泉劇場で体験したものです。今度の日曜日は選挙です。とても難しい選択です。政見放送を見ていると、90度の最敬礼をしている、とても気持ちの悪い候補者がテレビに映っていました。「ともだちランド」の職員さんのようでした。間違ってもこの人達には入れたくないと思いました。この人達が政権をとったら、自分たちに都合の悪い人達をガス室に送るだろうな.....。背筋が寒くなる思いがしました。いろいろいます。
衆愚政治の一番の特徴は、雰囲気の好き嫌いで判断し、自分の理性を無視し、声の大きい人の後について行く事です。とても泣かされる恋愛に良く似ています。自分を知り、相手を知り、自分達の将来をイメージし、その上でしばらくお付き合いしてみる事。こうゆう事にも共通していますね。