2010/12/16:ブログ

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2010-12-16 00:33:18 0 Comments

マンガ条例が一部で大問題になっていますね

実際にヒドイマンガもあったような気がしますが、そうゆうマンガは自然と

少年誌から青年誌へ引っ越しているのが、ここ数年の漫画界の趨勢

のように思えるのですが、何が問題なのか具体的な作品名が

上がっていないので、よく解らない所があります。

いったい、どのマンガをさして、子供の教育に悪いと言うのでしょうか?

只単に、どこかのPTAとか偽善宗教団体とかの要請のような気がしてなりません。

自分達が隠そうとしている事でも描かれているのでしょうか。

ただ、性や性暴力のシーンなどは、作者の強い意志というか好奇心と言うか

表現したい欲望で、これは、小説でも、映画でも、AVでもそうなのですが

表現の場の問題であり購読する人の趣味の問題です。

もし性や性暴力の表現を禁止するというなら、

源氏物語などは真っ先に世の中から抹殺されるべき代物です

近親相姦から始まって自分好みの女性を作るための

少女監禁から、ナンやカヤのオンパレードで、子供に妻を寝取られ、

因果だ。と訳の分からない事を言って終わっています。

芸術作品としての日本の代表のような事を言っている人がいますが

アダルトビデオ作品のネタの宝庫ではないでしょうか?

それも第一級の叙情性と、当時の美意識がちりばめられ

当時の風俗を知るための第一次資料と言えるもので、歴史的価値も高いものです

結局、作品は棲み分けが大事ということですね。

どう棲み分けをするのか?これは出版社の責任です

子供の好奇心を誘って売れれば良いと言う無責任さが

根本的な問題です。

そして大事な点がもう一つあります。

表現の自由はその通りです。見せない自由もその通りです

けれども、そのどちらかを法規制してしまうと、

それは、暴力以上に暴力的で、共産主義や社会主義と同じで

時間とともに必ず「法」が太ってくる。

法の拡大解釈です。これが怖い事に繋がる

浦沢さんの「20世紀少年」そのものです。


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