2011-08-09 09:32:08 0 Comments
今朝、久しぶりに家から20分程歩いて林試の森公園に
散歩してきました。
もともとが林野庁の林業試験所だった場所で
今でもポプラやスズカケ、桜等々の巨木が生い茂り
今の季節は蝉時雨に賑わっています。
今朝はねむの木と葉桜の枝の
バルコニーの下のベンチに座り
木々の緑のグラデーションの波に彩られた
空をしばらく眺めていました
すると知らぬ間に心が空に抜けていく開放感があり
こころと身体が空に溶け出すような爽快感が
心地よく、日常から非日常へのトリップをしてきたような
そんな感覚につつまれ、良い気分で家に戻ってきました
私はあまり旅をしないのですが、多分、
これが、旅の醍醐味なのかもしれません。
日常の見慣れた景色から離れ、新鮮な自然を呼吸したり
まったく違う町並みの中に異邦人として立つ事にで
ある種のトランスが生じ、過去の時間が止まる。
苦しみも、何もかもが止まる。
本当は誰もがそれを感じていて、また、旅に出るのでしょう。
たまには旅に出て過去をストップさせることも
人生には必要なのかもしれません。