2012/02/03:ブログ

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2012-02-03 12:46:32 0 Comments

8月の蝉と言う映画を見ました。

時間があるのか無いのか判らない分

キネマ旬報のベスト10作品のうち

2、3本は見る事にしています。

完成会見の監督の話しもユーチューブで見ました

「心の解放」をテーマにという事でしたが

その通りの映画になっていました。

NHKのドラマとは違う作りで、完結していました。

監督によりどれだけ原作が変わるのかという話しですが

批評家の方達が指摘するように

途中に整合性がなくとも、こちらに想像力があれば

すべて必然で納得出来ます

役者さんも素敵でした。たぶん厳しい、妥協しない

できるまでやらせる監督なのでしょうね

また、子役の俳優さんと大人の俳優さんが

物凄く濃密な時間を過ごした事が想像される

演技でしたね。

お母さんになったばかりの女優さんの、

赤ちゃんを抱く姿に、愛おしさと、手慣れた姿が重なり

こちらにまで子供を抱いた時の赤ちゃんの重さと温もりと、

柔らかい頭皮とミルクの臭いを思い出させてくれました。

母性をテーマに書かれた作品と言われていますが

このシーンでそれは完結していたと思います

もう一つ彼女が捕まるときの台詞に同じものがあるのですが

ここも泣かされました。子供を思う

普通の親なら意識せず自然に出てくるものですが

誘拐した子供の母と言う異常な状態に

もっとも当たり前で自然な台詞が重なり合うことにより

異常がより異常に感じられ、その言葉を絞り出す

源の愛情の深さが際立ち、切なく、胸を打ちます

たぶんこれが原作のメインテーマだったのだと思います

ところがこの監督は、心に傷を追った娘を舞台回しではなく

無くした心を取り戻すための冒険の旅人として別に描いています

原作があるのでドラマでも同じなのですが、過去に遡及することの

捉え方がよりファンタジックになっていて

終わり方がドラマとはまったく違う形になっています

私はこちらの方が好きです。

ものすごく大きな希望、光、青く大きな空が見えて来るようで

これが、最後に写真館で彼女が手渡されたものなのでしょうね

ロマンチックです。

良い映画を見る事が出来ました。






推命では星の話しをするのですが、

それぞれが持っている元命式の星が大運、年運、で

刺激される事により変化することにより運勢の変化が生まれると

されています。けれども私の考えでは大運年運よりも

その人が触れたもので運勢に変化が生まれると考えます

家庭環境もそうですし、漫画やアニメ、テレビ、小説、映画

ゲーム等々あらゆる情報、特にアミューズメントというのでしょうか

その人特有の娯楽の姿(嗜好)によって星が刺激され現象が現れる

それの大枠が大運であり、年運ではないかと思っています

良いものを心に取り入れる事が出来れば、

「物」はやってこないかもしれませんが

心は豊かになります。皆さんも良い作品でこころを刺激して下さい。


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