2012-02-16 17:21:42 0 Comments
教室で実例を使っての講義を始めました
講義を受けた方は、少々ショックを受けたかもしれません
人の人生の「生」「死」に直面するのですから当たり前ですね
私も同じようにショックでした。
人が生まれ、時を経て死に至るまでの姿のアウトラインが鑑定され
多くは外れないのですから、なおさらです。
自らが苦しみを選択しているのか
他人から苦しみを与えられるのか
その人の何がそれを選択させるのかが解ってきます
(生徒さんはこの言葉の根拠、星のどの姿を言っているのか解りますね。既に教えた事です。)
そして結局は自分と向き合う事になり、自分の人生を振り返り
自分の心の動きを、震えながら見始めます
星の動きのままに動いていた嫌悪感が起きるのか、
流れに逆らって動いてきた自負が起きるのかは
それぞれでありどちらもあり得る事ですね
私の場合は嫌悪感でした。
自分に直面する事はキツい事です
けれども、そこから逃げなければ
今まで見えていた景色が変わってきます
自信や自負が確信に変わり、つまらないと思っていたものが
感謝の対象に変わり、かけがえの無いものとして映り始めたり
だんだんと、短絡的な行動や、感情にまかせた言葉が減り
心の中で、自分の会話を俯瞰し始めている自分に気付き始めます。
最初は何となくですが、次第にはっきりと自分を見る事が出来るように
なってくる。そうすると心が変わり、行動が変わってきます。
私はこれが「智慧」の芽生えだと思っています。
残念ですが千冊の精神世界の本を読んでも知識は増えますが
人が、自らを動かす智慧を身につける事はとても難しい
運勢鑑定の本来の目的は敵を知り己を知る事ですが
結局はこの智慧を身に付ける事だと私は思います
教室の皆さんは当て物を目指すのではなく、この智慧を目指して下さい
そして他の人の相談を受けた時、その人にこの智慧が生まれるような
鑑定を目指して下さい
そのための厳しい例題の解説です。
医学生の解剖実習のようなものですね
目標を誤ればクダラナイ低俗な当て物にもなりうる学問です
心構えでいかようにも変わるものです。