東洋占星術は先ず五行の循環から入るのですが
教室を始め、生徒さんにこの部分を説明しているうちに
いろいろと面白い事がわかってきました。
実践鑑定とはあまり関係ないものと思い
五行十干の成り立ちの解説は専門サイトの
紹介程度に留めておいたのですが、
自分で解説して見ると万象についての見解とでも
言えるような実に深遠な理論に気付いてきます
一例を挙げれば、木の特性は樹木の特性と
して一般には解説されています。その象意の解説では
木は火の燃料になるからエネルギーなども
木の五行の象意とするとあります。また、火が燃える時に
パチパチと木のハゼル音がしたり、上昇気流が生まれるので
「音」や「風」を表す象意も含まれてきます
樹木を人がどのように活用してきたか=木行の象意の図です
これを易の視点から見ると天と地(乾 坤)が始めて交わるとき
震が生じ、それは奮い立つような活動の開始であり、
大地を割り樹木が芽を出し、
天高く向って成長を始めようとする気概に溢れる時とみます。
日の出の勢いを表し方位では東となり、跡取りの王子とし、
(その人物が住む場所を東宮と名付けました)
天象では雷となり轟音とともに光は一瞬に衆目を集め
雨を誘い、大地が音に溢れ、天地の音楽を奏でます。
(繊細で気位が高く、汚れを嫌う甲の性質そのものです)
人はそれを生命の始めとし春と名付け、
同様に移ろい行く季節を肌に感じ、それぞれの季節の違いを
夏秋冬と名付け、それぞれに五行を配しました。
(もちろん、このような情緒的な理由だけではなく
北斗七星と北極星の観測や、日時計による春分
秋分点などの自然科学を根拠として暦は生まれてきています)
簡単な木行の解説でしたが、その他を合わせ、この五行が
宇宙の万象をあらわすとされています。
空の星や、そよ吹く風が自分自身と同じだということですから
この辺はとてもロマンチックなところですね。
推命をなにか、人を差別するための道具として
使っている人もいるようです。
しかし、推命術はそんな安っぽいものではなくて
人に、宇宙の姿=その人個人の持って生まれた姿を
知らせ、この宇宙の中で、どうすれば、宇宙の意に添った
当たり前の生き方が出来るかを教える学問だと思っています
引き寄せの法則にしても、運命の人に関しても
徹底的にルアルな在り方というものがあります。
その秘密は私が学んだ推命術を知る事によって
解けてきます。
興味のある方は教室の案内を読んだ後に
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