2013/02/11:ブログ

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2013-02-11 20:54:11 0 Comments

教室を始めてからそろそろ1年3ヶ月ですが

ぼちぼちと、生徒さんから知り合いを鑑定して

喜ばれた、驚かれた、感謝された等々

報告が入るようになりました喜ばしい限りです。

習った事が正しいのか正しくないのかは

実践でしかわかりません。

私もそうでした。

そもそも、習った事が信じられないというのが

他流派を学んだ方や、初心者の方の正直な感想だと

思います。

それが正しいと確信を持てるようになるためには

やはりご本人が、これを使うことしかありません。

しかし、この推命術は諸刃の剣で

人に対する深い理解と仁愛の情を養わなければ相手に傷を

負わせるための道具に成り下がってしまいます

ここが大事な所で、教室でも鑑定の実例を解説する時

私が一番気をつけている所です。

元命式で人を見下したり、見上げたり、

よけいな先入観をもたないこと。

先ずは、その方が、今どのような生き方をしているのか?

ここを読み切らなければ

「星読みの世間知らず」になってしまいます。

 愚かな事です。

ただただ、この術を価値あるものとして活かす使い方を

して頂きたいと切に願うばかりです。




数人の方からこれから推命を学びたいのだがと

質問されたのですが、まとめてお答えいたします

まず、良い先生についてください。

教科書では絶対にたどり着くことが無理な領域が

推命術にはあり、

これは実践を経験している先生でなければ無理で、

趣味が嵩じ、好学の研究者として学ばれた方に

それを求めても酷な話しです。

また、伝統を重んじる台湾や大陸の先生方は

いまだ拝師(ぱいすー)制度があり先生が認めた

内弟子としての生徒以外には

本当の事を教えていないそうです

これはなにも推命術の世界に限らず

中国武術の世界や気功の世界でも

当たり前の事で、本当の事は絶対服従と

自分を裏切らない誓いを立てた者にしか

教えません。人の生き死にを左右する術です

当然と言えば当然ですね。

武術などは典型的なのですが

他民族国家で裏切りが日常であった時代

自分達に伝わる最強アイテムを他人に盗まれることを

極力警戒した結果の制度と認識して

良いのではないのでしょうか。歴史による産物です。

日本の場合は入門から長い時間をかけての師弟の

信頼関係から、伝授が行われるのが常で

特別な入門儀式は宗教的なものに限られているようですが

ただ、我が国の雅楽の世界にも同じような事が有り、

秘曲の伝受がこれに当たります。

「秘曲を教えろ」、「ダメだ」で殺し合いになった事も

平安貴族の間では多々あったそうで、

これは民族のドウノコウノではなく

人の業の深さとしか言いようがありません。


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