2017-09-03 06:43:30 0 Comments
最近、本当に、若い人たちが弱くなっている。
9月1日「自殺しないで」メッセージが大きな話題になったいました。
何故でしょう?
坂本九さんの「上を向いて歩こう」の歌詞の中に
「幸せは空の上に、幸せは雲の上に、」と
幸せなんて目の前にはないんだよ、努力の先にあるんだよ、
ひとりぼっちは当たり前、苦しくて当たり前、
涙を流して当たり前、だから上を向いて、
涙がこばれないよう、夢を掴むために歩き続けようと
言っているんだと思うんですが。
今の子たちは、ゲームやなんやかんやと、
目の前に、楽しくて面白い「幸せがあるのが当たり前」の
自己完結型の環境の中に生きているので、
他人との摩擦に耐えきれないのでしょうね。
今の親御さんの世代もそうだと思います。
(数年前ママ友にいじめられて自殺したお母さんがいましたね。)
昔は悪い生徒がいれば先生が拳骨一つで「正義」を見せることができたけど、
拳骨は暴力と呼ばれ、いじめる側の悪知恵も
大人たちと同じレベルまで上がってきている。
困ったもので、子供のうちに芽生えた悪心の火を消してくれる
拳骨がないのだから、この悪心の火は、延々と育ち続けて、
結局、一生をかけて自分を不幸にしてしまうのです。
うちの子に限ってイジメなんてという親御さん、
多分、あなたも誰彼にやっていると思うのですが、
結局、我が子への強い慈愛の心が最愛の子を腐らせ、
自分にも跳ね返ってくるのです。
それが3年先か、10年先か、どんな形でかが、
言えないところが、実に怖いところです。
あらゆる形で跳ね返ってくるんですよ。