2019-02-03 10:56:45 0 Comments
先日箱根の温泉に浸かってきました。
年一回の息抜きです。
初日は曇りに雨と大変でした。日没から雪が降り、
翌日は晴天で美しい雪景色でした。
宿では相変わらず外人の肩が多かったのですが、
例年に比べ、韓国の方が多かったようです。
露天風呂で先客が一人だけだったものですから、
挨拶がてらに話してみると、言葉が通じず、
どちらからときたのですかと、たどたどしい英語で
聞くと、ソウルとのこと、英語は堪能でした。
雪で明日、ロープウエーは動くかとか、
雪は溶けるかとか、ソウルはこちらより寒い等々よく喋るおじさんでした。
こちらは、多分、とか無理かも、とか適当に答えていたのですが、
この時はベラベラ英語が喋れなくて本当に良かったと思いました。
多分、政治の話をし頭に血がのぼって、まずいことになっていたと思います。
箱根は韓国でも有名な観光地だそうです。
バスの中でも
香港映画に出てくるような「お兄ちゃん」と
モデルか?と思えるような「おねえさん」のカップルは
言葉を聞くと北京語を話し、
なんとも清潔で、頬を赤く染めた、
真面目そうなカップルはハングル語を話していました。
彼らの年代を見ると彼氏が徴兵に行く前に
日本で思い出作りかなとも思わせる、
なんとも、こちらの胸がキュンキュンするような
雰囲気でした。良いことだけが起きるようにと
祈る気持ちを、こちらに起こさせるような二人の姿でした。
それじゃ、中国カップルはと問われると困るのですが、
数多い日本人カップルと同じで、男性からは
緊張感が漂い、女性からは刹那感が漂う、
良く見かける街中の人々と変わりません。
幸せになれるといいのですが。
どんなにお金や、物があったとしても、
満たされない人たちがたくさんいます。
「心の底から感じられる安心」だけが、
本質的な幸福の源泉になると私などは思っています。
その意味では、親からの庇護感が幸福感の基本だと思っています。
この体験がないと、あらゆることに満足することが難しいとも思うのですが、
声を大にして言う人がいません。
児童心理学的にも間違っていないと思うのですが、
いかがなものでしょうか。