2026-07-20 20:29:48 0 Comments
生徒さんにパレスチナに関する質問を受けたので、良い機会だと思い書いておきます。
中東問題に関し世界各地でイスラエルが全面的に悪いという
心理操作が今も昔もジャーナリズム、アカデミズムの世界で
行われているようです。
紛争当事者もまたどれだけ苦しみ、妥協点を見つけるために
譲歩してきたかを、まったく報道することがありません。
聞いたことも無いと思うのですが、イスラエルは第3次中東戦争で
1967年以来38年間占領してきたガザ地区を2005年返還し軍と入植者を
全面的に撤退させ彼らの自治に任せたのです。
以下イスラエルのガザ地区撤退についての説明です。
報道しない自由を使い、現状の因果関係から都合の悪い事実を
消し去り大衆を操作しようとしているように思わざるおえません。
ガザ地区等撤退
この後2006年パレスチナ立法議会選挙でハマスが第1党となり、
対立派閥のファタハとの間で武力闘争が発生しパレスチナの二重統治が始まるわけです。
ジャーナリストの人達はイスラエル悪人、パレスチナ被害者との図式が好きですが、
ファタハが統治するヨルダン川西岸はそれなりに安定し、国際社会はファタハを
正式なパレスチナの代表とし、ハマスをテロ組織と指定した。
この時点でガザ(ハマス)が和平に応じていればパレスチナ全体、
全く違う世界を創造し、それなりに豊な世界に住むことができたのでは
無いのでしょうか。
もう一つネタニヤフがハマスを支援していたとの情報について。
以下の記事を読むとわかりやすいと思いますがネタニヤフはハマスを
援助したというより政治利用したが大失敗した。というのが正しいと思います。
以下AIの解説です。
ネタニヤフ首相がパレスチナ自治政府(ファタハ)を弱体化させるために、
あえてハマスを実質的に生かさず殺さず維持する(プロップアップする)政策を
とっていたというのは、イスラエル国内の主要メディアや元政府高官、
国際社会の間で広く指摘されている事実です。
これはハマスという組織そのものを「思想的に支持した」という意味ではなく、
自身の政治目的のためにハマスの存在を「利用した」という
「分断統治(ディバイド・アンド・コンカー)」の戦略でした。( これはイギリスの得意技です。今野)
1. なぜファタハを嫌い、ハマスを利用したのか?
「二国家解決」の阻止: ネタニヤフ氏はパレスチナ国家の樹立(二国家解決)に
強く反対してきました。もし和平交渉派のファタハ(パレスチナ自治政府)が
パレスチナ全体を代表して統一していれば、国際社会から「パレスチナ国家を認めなさい」
という強い圧力を受けます。
「交渉相手がいない」という口実:
パレスチナが「西岸のファタハ」と「ガザのハマス」に分裂していれば、
ネタニヤフ氏は国際社会に対して「パレスチナはテロ組織(ハマス)に分裂しており、
平和を話し合うまともな交渉相手がいない」と言い訳することができました。
2. 具体的にどのように「支持(容認)」したのか?
カタールからの資金供給の容認:
2018年以降、西岸のファタハがガザへの送金を止めてハマスが崩壊しかけた際、
ネタニヤフ政権はカタールから現金(スーツケースに詰められた数百万ドル)が
ガザのハマスに渡るルートを、治安当局の懸念を押し切って承認・仲介し続けました。
ハマスを「資産」とみなす発言:
ネタニヤフ氏に近い右派・極右の政治家(現財務相のスモトリッチ氏など)は過去に
「(国際社会で発言権を持つ)自治政府(ファタハ)は重荷だが、テロ組織であるハマスは
(国家樹立を阻むための)資産だ」と公言していました。
3. この政策の結果と批判
ネタニヤフ氏の計算では、ハマスに適度な資金やガザ住民へのイスラエル労働許可証を与えて
経済的な「アメ」を握らせておけば、大規模な戦争は起こさず従順なままでいる
(封鎖によって管理できる)と考えていました。
しかし、この方針は2023年10月のハマスによる大規模な奇襲テロによって完全に破綻しました。
イスラエル国内では現在も、「ネタニヤフが目先の政治的利益のためにハマスを温存し、
国家を危険に晒した」として、元閣僚やメディアから激しい批判を浴びています。
以上です。