2011-10-24 00:55:13 0 Comments
人のクセ
無くて七癖なんて言葉もあるくらい
人にはそれぞれクセがあると言われています
同様に運が厳しい方にも共通のクセがあります
それは何かと言うと
「アワテル」「結果を急ぐ」「待てない」
もう一つは真逆で、別れるべき時に別れられない
「もう少し待てば相手は変わってくれるのではないか」
等々自分の中での期待と空想に耽ってしまい、
状況が変わらないまま時間ばかりが過ぎてしまう
我慢しているうちに取り返しがつかなくなります
やがて自分の人生を諦めてしまう。
悲しい事です。
それでも、救いはどこかに必ずあるもので
自立しようと決心して、何度かの障害にくじけなければ
道が少しだけ見えて来る。
(障害は必ず何度か起きて来ることは覚悟しておいて下さい)
道が少し見え少し元気になっているとき
不思議なもので、今度は自分が他人にあたりたくなる
とても面白い特徴です。親しくしてくれた人に程それをやりたがる。
けれども、それをしてしまったら、少なくともそのかたとの
つながりは終わります。
この辺が運がよくならない原因です。
自分の感情を優先させ過ぎ、他人の心を大事にできない。
自分以外の人に親切にできるか、心の痛みを思いやる事ができるか
このような修行をするためにこの世に生まれているのかもしれません
苦しい時にそんな事ができるか!と言うかもしれませんが
私の経験では、何人か重篤のがん患者さんに寄り添ったことがあるのですが
彼等は文字通り、生きながら病気に食われる痛みの中でも
他人を思いやり、看護婦さんをいたわっていました
最後は静かに息をひきとって行かれました
五体満足で、とりあえず働くだけの体力があるのならば
できないと言う前にどんなしごとであっても働く事です
苦界に身を落としても日の光を忘れなければ
必ず浮かぶ事はできます
この世はそのような世界です
意地をはるから生きられなくなる
カダフィ大佐を見て下さい
国が動いた時点で個人資産をすべて捨てて
どこかの国に亡命し、命乞いをしていれば
あのような最後は無かったはずです
男に対する執着も権力に対する執着も
着地点を間違えればまったく同じ結果が生じる
人間がやることは、ただ規模に大小があるだけで
なにも変わりません。