2011-12-05 15:34:58 0 Comments
昨日の福岡国際マラソンはすごかったですね
ケニアの一般参加の選手にも驚かされましたが
川内選手の給水所からの追い上げは見事なものでした
ゴールを切った後一気に失神した姿に、昔のマラソンランナーを
思い出しました。ここまでは感動物語なのですが
子供と一緒に見ていたのですが、4位の日本人選手がトラックに
入ってきたとき、この人もゴールで倒れるのかなと
ぽつりと言っていた子供に、いや、この人はコースに礼をして終わるよ
と言った私。そんなことあり得ない。と子供
ゴール。彼はコースに丁寧に礼をしてスタッフからタオルを
受けとっていました。
何も言えない子供
子供の目から見れば4位の選手も川内選手と同じように
精も魂も尽きるようなレースをしていたように見えていたようです
彼等なりの必死さでレースを戦ってきた事は間違いないのでしょうが
余力の在り方ををみると「必死」さの定義が変わってきます
川内選手は走るのが楽しいと言っていました
他の選手はどうなんでしょうか?
身体能力に余程恵まれていない限り
その種目を、命をかける程楽しいと思えなければ、
どこかで身体が自分自身にストッパーをかけてしまいます
スポーツ心理学の先生ならばイメージトレーニングのドウノコウの
から始まるのでしょうが、却って問題を複雑かしているのかもしれません
問題は、どの位、君はこの種目が好きなの?
翌日の仕事に障らない程度?と問い
人並み程度の「好き」ならば、最初から限界があります
「好きこそものの上手なれ」言い得て妙な諺です