2012/07/30:ブログ

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2012-07-30 11:10:29 0 Comments

推命術は断命術とは違います

推命術を断命術と誤解している方が

プロの方を含めて沢山います

結婚相手はこんな性格の人だ 事業は失敗する

財運はない 性格が悪く遊び人だ

結婚には向かない 離婚する運命だ

天中殺の空亡の時期に結婚したら必ず

別れになるから10年先に結婚するように言われた

どうしよう?

運命学の王道だど色々な所で言われているから

占ってもらったが自分は脅されるばかりで

いいことを一つも言われなかった。

暗い気持ちで立ち直れない

これは推命術を間違って使われて苦しんでいる方の

ほんの一例です。

伝統や権威主義の立ち場からすれば

はずれるはずがないのですから

このような結果が導き出されるのは当然です

しかし、これは

星の動きを固定した記号として見てしまい

生き物としての星を把握出来ていない人の

とても浅い鑑定方法だとわたしは思います

初年に用神が来ていればその時に得たものを

守り続ければ人生は楽に流れて行く

運勢がキツい時に耐えてヤケを起こさなければ

人生の課題の半分はクリアーできます

一時が万事です。

持って生まれた星を理解分析し、時期を把握し

起こるであろう事象に対して備える事が

本来の推命術の使い方なのではないのでしょうか

中国で生まれ皇帝だけが知る事が出来た最高の

運命学だという人がいますが

もし前述のような鑑定をする断命家が皇帝を指導していたら

あなたは何年に死にます。運命はどうしようもありません

早く子供を作って次代に備えて下さい。こんな事しか言えません

寿命が短いのなら太く短く、好きな事だけをして生きてやる。

国も民も地位も名誉もプライドも関係ねえ。

歴史のなかの影の部分の話しですが

たぶん、こんな皇帝が何人かはいたのかもしれません。

これでは世の中に悪を生むことしかない無用の学問です。

世の中に存在してはいけない学問になってしまう

そうではない人を活かす学問と言う意味での

本当の推命学を目指して教室でも指導しているつもりです

そのためには断命しないこと。

人は変われるのだと言う可能性を信じることが大切です

そして、人はそれほどには強くないと、恕(ゆる)すことです












「人生はあざなえる縄の如し」これはこれで良いのかもしれません。


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