2013-05-19 06:52:26 0 Comments
5月14日 千葉の市原で中学生3人が
公園の鯉を殺して補導される事件がありましたね。
命をもてあそび、喜ぶ行為です。
かつての身にしみ込んだ業が熟し、その果としての
こころの習い性です。
「行為の等流果」そのものです
でも、これには良いも悪いもありません。
かつては殺す事が賞賛されたり、
英雄として扱われたりする時代と風習が
つい最近まで実際にあったのをご存知だと思います
男がその勇気を村全体に知らせるため隣村の誰かを殺し
その骸骨を家に飾り、一人前であることを知らせるなどの
成人になるための通過儀礼としての人狩り、人食いは
民俗学をすこしかじると、どの世界にも共通してあることです
日本でもつい最近、明治時代になるまで、
薩摩の武士は処刑された罪人の
肝を争って食らう「ひえもんとり」の風習が残っていました。
人はそれほど賢くはなく、人殺しを賞賛されれば、
それを誇りとして、さらに繰り返す。
時代故に、良いも悪いもありません。
けれども、今の日本のような国に生まれた場合は
不要な習い性です。違う価値観を心にしみ込ませることが
大切です。