2013-10-14 23:08:00 0 Comments
「教室で習う事2」はコラムに移動してあります。
興味のある方はそちらをご覧ください。
これまで何度か私の鑑定法を公開してきましたが
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
そのかたの心の動きに重きを置くのが
特徴です。その現象が
持って生まれた元命式に刻まれた
基本的な心理に大運、年運、さらに月運が
複雑に絡み合い、ある方向に心を揺さぶることにより
実人生に顕現してくる。
これが私が師の教えから得た運勢の原理です。
その上で、
その化学変化とも言える心の変化を丁寧に読んでいくと
星の動きとして現れているものと、本人以外の
要因が大きな影響を与える事が
自然に理解出来るようになってくる。
これが、実は元命式が読めるようになった
先にあるもので、本当の意味での「相性」なのだと
最近は理解しています。
だから他人と、それなりの縁を結ぶ事は
とても大事な事になる。
だからといって、相性ばかり気にしていては
なんともギスギスした社会になってしまう。
私は教室の生徒さんに、この相性の鑑定法も
教えているのですが基本に使うなと言っています。
下手に使えば憎悪と疑心暗鬼を増す事になるからですね。
それよりも、その人の元命式の中にある、
可能性を見つけ如何に伸ばすか、引き出すかに
力をそそぐべきだと、一番最初の講義で伝えています。
(十干の解説がそれなのですが、教室の生徒さん、おぼえていますか?)
推命と言うのは難しいもので、そのかたの人生のどの場面に
座標軸を置くかで、同じ元命式でも伝える言葉が変わって来る。
そのためには鑑定力にある程度の深さと、
他人に対する共感が必要になります。
そして、そこで使えるものは結局、
鑑定者本人が学習したものを
熟成させ、自分の言葉として翻訳できたものしか使えません。
この熟成期間という時間が、とても大事なのです。
だから焦らず腰を据えて学んで下さい。
残念ながら、吉星、凶星と星を単純に規定したり
一つの柱の天干地支の組み合わせだけで吉凶を判断し、
その組み合わせを記憶すれば鑑定できるような
システムにはなっていません。