2016-06-26 07:35:43 0 Comments
EU離脱
この記事の中にあるフィナンシャルタイムズのコメントに「反知性主義が偏狭な考えに結びつかなかったことがあるなら教えて欲しい」というものがあり、考えさせられます。また、多くの若者が、かつての大英帝国の歴史の夢に埋没しているジジイ達の自尊心に辟易し、現実経済に基づく自由な移動を優先させる生き方を望んでいるというのにもうなずけます。他国への移動に不自由がないというのは、やはり、この辺りが英語圏の強さですね。日本語しか話せない日本人は日本語の話せる国の方としかお付き合いできません(胸を張って言えることではありませんが私もその一人です)。まあ、彼らの言う夢を見ている自尊心ジジイの一人ですが、ジジイイタチにも一分の理があります。世界を見る目、自分たちを見る目。そのバランスが大事なのでしょうね。
幸か不幸か日本では参議院選があり、候補者ポスターを見ていると、これから我々が税金で食べさせなけれべならない先生方のお写真に、ため息が出てきます。初めて参政権を得た18、19、20歳の若者達は一体誰を選択するのか、日本の将来を占う上でも見ものです。