2011-02-06 22:49:57 0 Comments
大相撲について少し誤解があるようなので書いておきます
大相撲を何やら神代の時代からある神聖なもの、それを汚した
八百長はけしからんと言う報道をほとんどのマスゴミはしていますが
大相撲と相撲はまったく別物で月とスッポン程の違いがあることを
知っておかなければなりません。
相撲と言うのは、古事記の時代より延々と伝わる古代の武術の総称で
これは神を肉体に降ろし
極限を極めるための修練の一つです。ある種の威厳を見せるための神事であり
山伏の教えの中にも平素の修行として読経のほかに相撲をすすめています
宮中でも相撲の節会と呼ばれる年中行事があり雅楽にも
「武徳楽」としてこのとき演奏される曲が残っています
一方、大相撲は江戸時代に興行として始まった見せ物で、昔のプロレス
とまったく同じ物です。ある人に言わせると、八百長は当たり前だし
筋書きのある勝負事で、相撲取りが真剣勝負を15日間やったとしたら
身体がいくつあっても足りないと言っていました。
7勝7敗での勝率が75パーセントの世界です。
今回は星を金で売り買いしたバカがいただけで
義理人情で星をやったり、もらったりするのが当たり前の世界です
それを目クジラたてて、正義感ぶって、どうのこうの言っているのは
どんなものでしょうか。
現場で相撲を見た経験がある人は判ると思うのですが
八百長だろうが、なんだろうが土俵の上では
肉多が砕けるのではないかと思われる程の激しい当たりや
ぶちかましが、行われています。
お相撲さんは、無気力相撲が言われてから、大部分
見ている人が喜ぶくらいには、一生懸命皆相撲をとっています
営利目的の興行です。そして神事とは、まったく別の格闘技です
もともと国技などでもありません。
文科省が何かに血迷って、認可団体にしたこと自体が
そもそもの間違いです。
(これは、今は亡くなったとてもお偉い方が相撲の熱狂的なフアンで御紋のついた祝盃を優勝力士に授けたとき、営利目的の興行で御紋いりの優勝杯は使えないと言うので急遽認可団体にし、相撲協会に権威を与えたのが始まりです。)
もうすこし、目を向け語るべきことをマスコミは報道してもらいたいものです
あまりにも時間の無駄であり、大事なことから目をそらせる隠れ蓑になっている