2012/12/26:ブログ

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2012-12-26 18:18:19 0 Comments

運を変えることは難しいことです。

なぜか?

運を変えるということは

本人の自尊心の形を変えることだからです

鑑定の場で途切れぬ涙を流して反省し、

これからは違う人生を歩みますとおっしゃっても

家に帰り、憎たらしい亭主の顔を見た途端

もとの自分に戻ってしまう

それは亭主が憎いという感情が積み重なり

その人のリアルな価値観となっているからです

その奥にあるものは、目の前にある夫の姿が

自分の定規にあわないからです

「不良品としての夫」のレッテルです

「自分の定規」は自分独自のレッテル製造機になっていて

これが本人の価値の基準であり、実は、自尊心の大本です。

杓子定規という言葉があります

一定の基準や形式で、すべてを律しようとすること。また、そのために融通がきかないさま。曲がっている杓子の柄を無理に定規の代用とする意から。▽「杓子」は汁や飯などを盛ったりよそったりする道具。古くは柄が曲がっていた。ーgoo辞書

このような意味ですが、人は持って生まれた星により皆、

杓子定規になっているようです。心の癖と呼ばれるものですね。

落ち込む事を癖にしている人は、どのような状況でも

結果的にそのようになるような心の行動をとってしまう。

そうでない自分になるためには杓子の曲がりを治せば良いのですが、

一気にやれば折れて使い物にならなくなるのが世の常です

だから時間をかけてゆっくりと矯める必要があるのですが

それでも曲がったものを真っ直ぐにするには強力な

力が必要ですし、痛みがともなう場合もある

そして、その力は本人しか出すことは出来ない

誰かに治してもらうことは出来ず自分でしか治せないというのが

痛い所です。お金では解決出来ない。

別に治す必要なんて無いさ!

これも一理あるのですが、残念ですが

人は死に際に、それまでの自分の人生と対峙しなければならないようです。

私は自分の父と母を既に癌で亡くしているのですが

とても努力し普通に生きてきたはずの両親でも

それぞれの死に際には、それぞれの人生が浮いていました。

また、死ねば終わりなどという人もいるようですが、

これは完全な悟りが開けたお釈迦さんのような人にだけ言えることで、

少なくても人生に四苦八苦している我々のような凡人には

遠いお話しです。実際、禅や法華の坊さんにそうゆう事を言う人がいるのですが

大抵は業突く張りの、生臭坊主です。

最近思うのですが、いろいろ人を見、自分自身の体験に照らし合わせても

「苦しみ」というのは自分の心の癖に気付かせてくれるために

神さんや仏さんとが与えてくれた慈悲なのかもしれません

そうだとしたら、素直に、苦しみから逃れようと考え、

実行することが一番手っ取り早い運を良くする方法なのではないのでしょうか


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