2014-02-10 23:26:49 0 Comments
書いていいものか、どうなのかを
だいぶ迷ったのですが、このサイトは、ほぼ内輪の人
だけしか来ませんので、書いちゃいます。
断易研究者のなかでは幻の本と言われていて
かつては28万円から30万円で取引されていた
菊池靖雄典先生の「菊池ノート」が東洋書院から
2010年、かなり安価に再販され、
人知れず静かに研究していたのですが
はらふくるる思いが最近一段と強まり
しゃべらずにはいられなくなってきました。
大変失礼ですが、このかたの実例はいけません。
教師としては一流のかただったのかもしれませんが
占術に関しては、なんとも言いようがありません。
卦の納甲に「胡く」の納支を使い、より訳のわからない
鑑定をしてしまっています。
それぞれの例題を鬼谷子のものに置き換え
解釈してみると、まったく違うものが見えてきます
幻は幻のままがよかった!
理論はほぼ他の断易の先生のものと変わりません。
気が通じる事象の解釈などには実践家の片鱗が
見えるのですが、
九鬼盛隆先生の「断易真義」を超えるものではありません
菊池先生は直弟子さんであったはずなのですが
どこかで、何かが起きたのかもしれません。
経済的な困窮なのか精神的なものなのか
それとも九鬼先生ご本人が苦しかったのか、
(九鬼先生の土の三合会局の工夫などを
研究していると、なんとも無理があります。)
ただただ残念です。