2012-06-08 00:07:35 0 Comments
マスコミも虚と実のバランスを欠けば
ただの虚構(うそ)の垂れ流しになります。
多くの人が忘れているようですが
オウム事件の時、TBSが情報を教団に漏らし
坂本弁護士が殺される原因をつくった過去は消せません
過去を戒めとし、未来を開くことが理想なのですが
過去を封印し見えなくしていては
途切れる事の無い繰り返しのループです
同じ轍を踏まぬといいのですが.......。
福島の原発事故の報道で、
1999年の東海村の臨界事故の報道に携わっていた
社会部や文化部の記者は何をしていたのでしょうか
政治家よりもはるかにspeediの存在を知っていたはずです
箝口令がしかれていたのかと勘ぐられても
しかたないですね。波江町が県を相手に
SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)
を迅速に提供しなかった事に対して
刑事告発を検討していると言う記事が4月にありましたが
マスコミ各社に対し知っていたのに知らせなかった
責任を問うてもよいのではではないのでしょうか
しらばっくれて何も知らない顔で国や県の責任を
報道し、東電叩きで気持ちよくなっている偽善者が、
もしかしたら結構いるのかもしれません
マスコミは第三の権力として、特に虚(きょ)の面を煽る
とても強力な力を持っています。だからこそ
誇り高い生き方をしなければ毒を垂れ流すことになります
表現の自由、報道の自由を盾にして毒を流したとすれば
基本的人権と信教の自由を盾にした
オウム真理教と何ら変わりがありません
「ますゴミ」に成り下がるのも本人達の矜持しだいという事です。