2012/06/21:ブログ

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2012-06-21 12:11:52 0 Comments

昨日夕方のニュース番組でDVについて

特集していましたね。切実な問題です。

番組によると結婚前のおつきあいしている時期から

DVをする人はしているようですね。

加害者側のインタビューの中で

彼の言葉を聞いていると動物虐待をする少年の

言い訳のように私には聞こえてきました。

自分に従順なときは猫可愛がりに可愛がり

少しでも爪をたてると、ボロぞうきんのように

シバキ上げる。少しクセのある少年の姿です。

(輪廻の話しの中で書いたような覚えがあります)

匿名で出演していた加害者女性の場合も結婚前から

暴力には気付いていたそうです。そして

自分が守ってあげなければ彼はダメになると

決心して結婚したそうです。

どうして?となって当たり前ですね。

私のような立ち場にいる者が想像するには

今生では夫婦ですが、もしかしたら、前世では

親子だったのかもしれません。

「告白」という小説をご存知でしょうか

映画では木村佳乃さんが殺人を犯した実子を溺愛する

母親役をやっていましたが

このような子供を持った母と子の関係がわりと

リアルに描かれていました。

(たしか最後は自分で彼に手を下したと記憶しています。)

たとえ犯罪を犯した息子でも息子可愛さのあまり

子供に対する自分の愛情に耽溺し現実逃避する。

愛情におぼれてしまった一つの姿です。

この輪環の業をもったまま、再び生まれ、出会った時

いわれもない懐かしさと義務感が、

男女の愛情に変わり夫婦になるのかもしれません。

でも、業は前世で十分に終わっているはずです

それぞれが地獄に生まれ、業が尽きて初めて

人間に生まれる事が出来るらしいからです。

それならば、

もう、終わりにしても良いのではないのでしょうか?

「懐かしさ」は前世の「残り香」なんでしょうね。

良いときの思い出だけが残った姿ですね。

それだけ業は浄化されている。けれども

その二人が一緒になれば終わったはずの業が共振し

同期して、終わったはずの芽を吹き出し、同じ事を

繰り返す。これが輪廻の姿ですね。

「もう一度やり直そう!」「何度でもやり直しはきく」

「いつか気付いてくれるはずだ」

たぶんそのような気持ちが何かしら働いているのだと思いますが

お互いが自分達の在り方を理解しない限り

(同じ事を繰り返していること)

近づけば近づく程悪い面が吹き出します。

もしかしたら、自分が伴侶でなかったら

暴力亭主にはならなかったと考える事は、

ものすごく残酷な事です。

(本当は言いたくない事なのですが)

でも、もし、子供がいて、貴方にも、子供にも

手を出し、歯止めがきかない暴力を振るう相手ならば

心を鬼にして別れて下さい。それが相手を正気付かせる最善の方法です。

そのくらいの覚悟がなければ

このような前世からの縁の場合、多分、別れられません。



DV被害者が加害者の夫に対し殺人に至るケースも

あるとのこと。映画の話しではありませんが、

業と言う目線で見ていくと、とてもとても合理的な

結末です。「繰り返し」一言で片付きます。しかし、

せっかく人間と言う何よりもチャンスに恵まれている

存在として生まれてきているのですから、わざわざ、過去に

ハマるのはもったいないこと、このうえない。

業などという過去の遺物に操作されるのではなく

今の世に生まれた自分の人生としてこの世を生きて下さい。


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