2012/04/05:ブログ

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2012-04-05 10:39:19 0 Comments

推命の価値とは何でしょうか?

その辺を見つめていくのは大変面白い。

なぜばら、それを身に付けた人間の

人物がわかってしまうからです。

他人より優位に立ちたい人は

相手の凶の時期を声だかにしゃべり

暗示にかけ相手を支配しようとするし

セクシャルなことに興味がある人は

相性のよい異性を探す

毒蜘蛛のような人もいる

推命を完成したと言われている

劉基(劉伯温)は科挙に合格した進士でした。

元を倒し明という新しい時代を作るために命をかけた人です。

時代と環境によりどうしてこうも同類の技術を身に付けた者に

差が出るのかと不思議に思うのですが、結局、術自体には

善悪はなく、使う人物によりそれは生じます

推命学の近代の歴史は決して明るいものではありません

中国では文化大革命で多くの「古典」に関わる者達が

造反有利のもとに弾劾され殺されました

ご存知の方も多いと思います。

機を知る者は台湾に逃げ、今も血脈を継承していますが

大陸では表面的には消えた時期があります。

孫信一さんの「孫さんの運命学」にこの辺の事情が書かれています

(空亡=天中殺についても大陸派のかたの解釈が書かれています

空亡、天中殺の暗示にかかっている方には朗報です)

他国の伝統的推命学を偏らずに知る事が出来る

時代です。善し悪しは別にして一流と評価されている方の

ものは目を通す価値はあると思います。

話しを元に戻しますが、推命は人の弱点を知り

卑しい鑑定をしようと思えば出来るし、

その人に隠された宝島のありかを指し示す事もできる

学問です。

推命を志すひとは

人として自分が成長するように心がけることが大切で

人のためになる鑑定を心がけようと思う事です。

現実の世界はなかなか、理想通りにはいきません

相談者の中には依存癖を持つ人も入れば、

自分の判断の後押しだけを望む人もいます

人は現状が良かろうが、悪かろうが我が儘なもので

お金の代価にそのような自己を押し通す人もいる。

けれども、そのような方の命式を見ると、やはり

そのような業とも言うべき姿をとっている

これでは怒れません。ただ、そうですねと答えるし、

答えは同じです、無駄な時間は惜しいですよとお答えし

自立する事が今の課題ですねとアドバイスします。

冷たい言い方かもしれませんが、そこを越えなければ

その方達の人生が前にすすみません。

それもこれも踏まえた上、相手のために何を言えば

その人の人生が前に進むかを考える事です

これが鑑定士の本当の腕になります

鑑定技術は、学ぶことが出来ますが、この本質的な部分は

自分で磨くものです。

学生の方は、毎朝歯を磨くように、

しっかりと自分を磨いて下さい。


6月も生徒を募集します。ご希望のかたはメールでお問い合わせ下さい。


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