2012-04-21 22:20:43 0 Comments
運はどもまで変わるでしょうか?
難しい問題です。
変えたいと思っている本人の、
運勢に対する理解度によって
その変わる幅が違って来ると私は思います。
たとえば、今の状況を変えたいと思い
鑑定士に相談し、指導を受けたとしても
その言葉の背景を理解出来るかどうかで
言葉の重みが変わって来ます。
慎重に言葉を選ぶ鑑定士程、単純な言葉の裏に
重いものがあるもので、逆に言えばダメとか
どうにもならないと簡単に言ってしまうのは
鑑定に中身がないという良い証拠です。
これは占いの範疇に入るもので
命(めい)の鑑定ではありません。
薄氷を渡るに吉とい言葉が易経には
よく出てきますが、これは薄い氷の上を
慎重に慎重にくれぐれも慎重にゆっくり
準備し、細心の注意を払い前に進めば
通るということで、この「慎重」という条件を
クリアー出来なければ、氷は割れ湖の底に
落ち命を落とすよ、ということを意味しています。
鑑定士のアドバイスは、実はこのようなものなのです。
過去は変える事が出来ませんが、未来をこのようにして
少しずつ時間をかけ墓穴に落ちないよう慎重に
軌道を修正するための言葉を選んでいるのが
まともな鑑定士です。
(お互いに決して楽な取り組みではないですね。)
いま、この瞬間の心を積み上げることが未来に繋がる
このことは誰も否定出来ない事実でしょう。
「今」は過去の積み重ねですね。
そして、これから何を積んでいくか?
それは自分で決めなければならない事ですが、
一度過去の財産(積み上げてきたもの)と向き合うことが
必要かもしれません。
負の財産の方が多いか正の財産の方が多いか
じっくり考えるには良い年回りです。